<不正受注調整>大手3社を立ち入り検査 公取委(毎日新聞)

 トヨタ自動車やホンダ、日産自動車など日本の大手自動車メーカー向けに販売する自動車用の電線を巡り、不正な受注調整をしていた疑いが強まったとして、公正取引委員会は24日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで矢崎総業(東京都港区)、住友電気工業(大阪市)、古河電気工業(東京都千代田区)の大手3社を立ち入り検査した。

 関係者によると、立ち入り先は本社や支社など二十数カ所にのぼる。対象商品は「ワイヤーハーネス」と呼ばれるもので、電子部品用に自動車内部に張り巡らされている電線の束。3社は遅くとも02〜03年以降、自動車メーカーがモデルチェンジのために実施するコンペで、見積価格の提示を求められる際、事前に受注予定者を決めていた疑い。シェア確保と価格の下落防止が目的だったとみられる。

 自動車用ワイヤーハーネスの年間の市場規模は4000億円を超え、3社で9割以上のシェアを占めているという。【苅田伸宏】

【関連ニュース】
公取委:電力用材料の受注調整でメーカー3社に課徴金
人事:公取委(28日)
9月22日号
独禁法違反:高圧電力ケーブル3社に排除命令 課徴金6億円−−公取委
人事:公正取引委員会

約3万体のひな人形=徳島県勝浦町〔地域〕(時事通信)
五木寛之さんが直木賞選考委員辞意(時事通信)
<首都圏・雪>水戸地裁、公判の開廷遅らせる(毎日新聞)
自民が審議拒否 知事選勝利、小沢氏喚問ら求め(産経新聞)
「すぐ戻る」と逃走、追いついた運転手を暴行 タクシー強盗容疑で中国籍の男逮捕(産経新聞)

<藤田まことさん死去>逆境にも涙をのんで仕事人(毎日新聞)

 17日に76歳で亡くなった藤田まことさん。「てなもんや三度笠」のあんかけの時次郎役でブレークして以降、必殺シリーズの中村主水、「はぐれ刑事」の安浦吉之助と、テレビ史に独自のキャラクターを刻んできたまさに「仕事人」。数十億円ともいわれる巨額負債や大病も持ち前のねばり強さではね返してきた。戦争経験者らしく、反戦への思いも人一倍強かった。

 06年に出演したテレビ番組では「コメディアンでした」と自らを称した藤田さん。その持ち味は「てなもんや三度笠」で開花。定番の「あたり前田のクラッカー」は、番組を知らない世代でも耳に覚えがある名コピーだ。

 一方、強烈なイメージのため、それ以降は役が付かない不遇に見舞われた。中村主水のオファーを受けたのは週末営業のキャバレーで。「嫁としゅうとにいびられる情けない男の役。みんな断ったから私に来たんです」と語っていた。支えは、1年ほどたった時の京都撮影所での故三隅研次監督の一言。「この役、ちゃんとやったら一生もんになるで」。シリアスとコミカルを演じ分け、自らの代名詞として完成させた。

 80年代には親族の事業失敗が原因で数十億円の負債を負った。役者生活最大とも言えるピンチだったが自宅を売却。休日返上で愚痴を言わずに働く姿に、債権者までもが仕事を回し応援したという。

 また、沖縄で戦死した兄の手紙を常に持ち歩くなど反戦への思いも抱き続けていた。戦後60年以上を経てようやく行けたという沖縄で、白米のおにぎりを海に投げ入れたという。その思いを役者として結実させたのが、死刑になるB級戦犯を演じた「明日への遺言」(小泉堯史監督)だった。

 08年、食道がんで療養後、ドラマで復帰した役は中村主水だった。復帰会見で「神様が差配してくれた」と涙をにじませていた。

 いったんは元気になった藤田さんだが、09年11月に再び体調不良で入院。10年1月15日に時代劇専門チャンネル(CS放送)の特別番組のナレーションで仕事に復帰したばかりだった。

 京都市右京区の松竹京都撮影所で「必殺シリーズ」が撮影された際、主役・中村主水の家の食事を作っていた近くの食堂「つたや」。先代のおかみ、山本和子さん(80)は「シリーズ初期のころ、共演者や監督らと毎日のように来ては、飲んだり歌ったりしていた。好物のきつねうどんを撮影所に出前した時も優しく接してくれた。残念です」と語った。

<インサイダー事件>生保元社員ら起訴内容認める(毎日新聞)
産後ケアの運動体験=都内を視察−鳩山首相(時事通信)
大阪の女性殺人で逮捕の男「酔わせて殴った」(産経新聞)
<女性転落>間一髪で救助…線路の間に寝かせ JR高円寺駅(毎日新聞)
福井県、全国学力テスト全校実施 (産経新聞)

「撮り鉄」の“脱線”問題 大阪府警が捜査へ(産経新聞)

 大阪府柏原市のJR関西線で鉄道ファンが撮影のために線路内に立ち入りダイヤが乱れた問題で、府警柏原署が鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑での立件を視野に、本格捜査に乗り出す方針を固めたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。府警は今後、同様のトラブルを防ぐためにも適正な捜査が必要と判断した。来週中にも立ち入り現場の実況見分を行う方針。

  [フォト]マナーを守って撮影する鉄道ファンも

 捜査関係者によると、実況見分では14日に鉄道ファンが立ち入った状況やダイヤの乱れなどの被害状況を確認する。このほか、運転士や車掌から当時の詳しい事情を聴くという。

 また、トラブル当日に柏原署員が駆けつけた際、鉄道ファンは線路からすでに立ち退いた後だったため、居合わせた別の鉄道ファンらの目撃証言や、撮影された写真なども集める。

 当初は鉄道営業法違反容疑で捜査を進めるが、実況見分を踏まえ、鉄道ファンに列車を止める意図がなかったかを慎重に判断。場合によってはさらに罪が重い威力業務妨害や列車往来危険容疑の適用も検討する。

 JR西などによると、トラブルは14日午前10時半から11時半ごろにかけて発生。柏原市青谷のJR関西線河内堅上駅付近で、団体用の貸切お座敷列車「あすか」を撮影しようと約50人の鉄道ファンが集まり、うち数人が線路内に立ち入った。

 このため、運転を一時見合わせ、上下線計45本に運休や遅れが出て約1万3千人に影響した。JR西は「業務に大きな支障が出た」として、府警に被害申告を行うことを決めている。

   × × ×

 お座敷列車「あすか」の運行トラブルをきっかけに、鉄道ファンの間で撮影マナーについて熱い議論が展開されている。

 月刊誌「鉄道ファン」(交友社)編集部は、運行トラブルから3日後の17日、ホームページに「お願いとお知らせ」を掲載。トラブルに「大きなショックを受け、危機感を深めたしだいです。線路内に立ち入ったり、他人の家屋に無断で立ち入っての撮影などは犯罪行為です」と呼びかけた。

 また、鉄道情報サイト「鉄道コム」では、「鉄道ファンのマナーを考えよう!」と題した緊急企画が始まり、一部ファンによる悪質な撮影を批難する意見も寄せられている。

 JR西によると、沿線でも線路への立ち入りを防ぐさくがない場所も多いといい、担当者も「立ち入らないようお願いするしかない」と困惑気味だ。

 滋賀県草津市のJR草津駅では20日、草津線全線開通120年の記念列車として「あすか」が登場。沿線にも鉄道ファンが駆けつけた。大阪市城東区の会社員の男性(47)は「一人が電車に近づくと、集団心理で群がってしまう。でも電車を止めるのはタブー。ルールは守らないと」と話していた。

【関連記事】
「鉄ヲタ専用車両でーす」 暴走する一部鉄道ファンの行き着く果ては…
マニア暴走!乗客は大激怒 電車止めた“撮り鉄”って?
「撮り鉄」の運行妨害でJR西日本が異例の被害届提出へ
【遊&You】ラストラン 通勤電車に夢中
「事故車両の設計携わった」 現実受け止め「頑張るから」

<プルサーマル計画>佐藤知事、福島第1原発3号機に導入へ(毎日新聞)
<無理心中>水頭症の長女を絞殺し父自殺か 愛知・小牧(毎日新聞)
【健康】しもやけにご用心 3月の春先まで油断禁物(産経新聞)
【党首討論詳報】(3)谷垣氏「助け舟を出したつもり」(産経新聞)
自宅立ち寄りや飲食で便宜=容疑者に、警部補2人戒告−神奈川県警(時事通信)

<窃盗団>資産家狙い、被害1億円超か 福岡県警など逮捕(毎日新聞)

 福岡県警などが九州や関東、近畿で資産家宅を狙った窃盗団20人近くを逮捕していたことが、捜査関係者への取材で分かった。被害は1億円以上とみられる。資産家の住所などをヤミの情報屋から集め、貴金属や絵画を盗み転売していたという。

 捜査関係者によると、グループは数人ずつで08年8月、埼玉県越谷市の邸宅から絵画など77点(893万円相当)▽昨年3月、福岡市博多区の民家から腕時計など6点(700万円相当)−−を盗むなどしたとみられる。08年ごろから100件以上の事件に関与した疑いがあるという。

 昨年8月、福岡県太宰府市の会社社長宅から金庫を奪ったとして東京都町田市の無職、小島恵一(59)、伊藤雄一郎(43)の両被告=窃盗罪などで公判中=を逮捕。供述などから、ほかの容疑者や別事件への関与を割り出した。小島被告が以前、刑務所で知り合った仲間らを誘って盗みを繰り返していたという。

<織田信長>公居館跡地に「手水」の穴 岐阜市教委(毎日新聞)
ボンドの2000GTも…往年の名車、夢の競演へ(読売新聞)
正常化のめど立たず=自民欠席で粛々審議−国会(時事通信)
22222、記念切符や郵便日付印目当てに行列(読売新聞)
再生医療、一定の評価なら「速やかな保険導入」必要(医療介護CBニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。