内藤総務副大臣、ラジオにもう一度“喝”(産経新聞)

 総務省は28日、ラジオ放送の今後のあり方を考える「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」を発足させると発表した。インターネットを活用したデジタルメディアの状況もふまえ、ラジオの将来像を議論するのが狙い。2月8日に初会合を開き、6回程度議論したうえで、6月に報告書をまとめる方針だ。

 同省の内藤正光副大臣は28日夜会見し、同研究会を発足させる理由として「ラジオは地域に有益なメディア。経営面で疲弊しているといわれるラジオにもう一度頑張って、と喝を入れる思いがある」と説明した。

 同研究会は内藤副大臣のほか、放送作家や雑誌編集長、インターネット関係者、大学教授ら有識者メンバー11人で構成。座長は上滝徹也・日大芸術学部教授がつとめる。

 メンバーに既存ラジオ局の関係者が含まれない点について、内藤副大臣は「自由な発想で議論してもらうため、あえて外した」と説明。ラジオ局関係者に対する意見聴取は、同検討会の議論の過程でヒアリングの場を設定する考えとした。

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 ■転機はオウム事件と大震災 直感的にチェルノブイリが浮かんだ。

 −−大学院時代には英国留学されてますが、どうでしたか

 ヤノベ 交換留学制度でロンドンにあるロイヤル・カレッジ・オブ・アートに短期留学しました。そしてナショナルギャラリーでゴッホの「ひまわり」を見たんですが、心の底から美しいと思った。教科書で見たときには何とも思わなかったのに。本物を前に絵の具の置き方を見た瞬間に感動がわき起こった。同時に、横で学校の授業で多くの子供たちも同じ絵を見たんですが、本物を見たこの子たちと、日本で教科書で同じ絵を見ていた自分との差に愕然(がくぜん)とした。美しいと思える体験は自分からオリジナルを求めないといけないと痛感した。そういった意味でいうと、自分のなかにあるドキドキ感は、アニメやSFなどのサブカルチャーにあると再認識したんです。

 −−インスピレーションを得たわけですね

 ヤノベ 帰国後に、体験型彫刻作品「タンキング・マシーン」の制作にとりかかりました。これは、鑑賞者が瞑想(めいそう)できるタンクで外見は卵型で内部は体温と同じぐらいの2トンの生理的食塩水が入っている。このタンクのなかで自分を見つめ直すことができる。つまり母体内回帰が体験できる装置になっているんです。

 −−それがデビュー作ですか

 ヤノベ 平成2年でした。この作品をきっかけに僕も自分を見つめ直し、同時にアーティストとして生まれ変わったといえる。

 −−創作するうえで大きな壁にぶち当たることはなかったですか

 ヤノベ 大きな転機となったのは平成7年のオウム事件と阪神・淡路大震災です。オウム信者が起こした地下鉄サリン事件では、妄想世代の信者が人をあやめてしまう。僕も妄想をキーワードにしてやってきただけに、表現の限界を感じた。さらに震災をニュースで見て、「廃墟からのサバイバル(再生)」をかかげながら、生ぬるい美術館で作品を展示することはできないと思った。

 −−どう解決したのですか

 ヤノベ デビュー後にベルリンに滞在した経験から、直感的にチェルノブイリの町が頭に浮かんだ。人がいなくなった都市にある遊園地に黄色の観覧車があると聞いて、そこへ行けば自分の中の何かが変わり、違う次元に行けると思いました。

 −−町にはどうやって入ったのですか

 ヤノベ アメリカ人のフォトジャーナリストとともにウクライナ政府からの許可を得ました。1週間ほど滞在しましたが、想像とはまったく違った。原子炉から30キロ圏内は放射能濃度が高く、人が住むのは禁じられていたが、住み慣れた村に帰りたいとお年寄りたちが戻っていた。

 −−現地ではどんな活動をしたのですか

 ヤノベ 放射能を感知する機能を持つ防護服のアトムスーツを着用して写真を撮影しました。「アトムスーツ・プロジェクト」というパフォーマンスだったんですが、歓迎する人、怒り出す人などさまざま。最も衝撃的だったのは3歳の子供との出会いだった。両親が離婚したために母と祖母と暮らしていた。それを見たときのやるせなさと人間が地球に対して冒した行為への憤りがわき起こった。それは自分に対しても同じで、写真をとって利用する表現者としての自分がいるという現実。ここの人たちの魂を利用しているのではないかという葛藤(かつとう)がつき回った。だが、啓示的な体験だった。ボディーブローのように効いて、その後の作品に大きな変化が起こったのは間違いない。(聞き手 今西和貴)

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 佐々木徳夫さん80歳(ささき・とくお=昔話採集家)25日、肺炎のため死去。葬儀は近親者のみで行う。喪主は長女の榊田智香(さかきだ・ともか)さん。

 宮城県内で高校教諭をしながら、東北地方の民話の採集を始め、1万話以上を集めた。著書に「みやぎ昔ばなし百選」など。92年、吉川英治文化賞を受賞した。

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伊藤博文の夜会メニュー展示=山口〔地域〕(時事通信)

 山口市の文化施設「菜香亭」で、明治時代に使っていたふすまの下張りから伊藤博文が食事をした際のメニューなどを記した和紙が見つかり、「料亭菜香亭の建具展」で公開している。展示は31日まで。
 菜香亭を運営するNPO法人「歴史の町山口を甦(よみがえ)らせる会」によると、メニューが書かれていたのは明治時代の台帳でふすまの下張りに利用されていた。「ブドウ酒コツプ」「あわびうま煮」などと筆で書かれており、伊藤博文が立憲政友会結党の全国遊説中で訪れた際のパーティーのメニューとみられるという。
 職員の藤村成生さんは「明治時代の料亭でどんなものを食べていたかが分かる資料。ぜひ多くの人に見に来ていただきたい」と話している。
 「菜香亭」は明治初めに山口市で開業し、政官財界の有力者らが利用したが、1996年に閉店。その後、市が建物を買い取り文化施設として移築した。大広間には料亭の命名者だった井上馨、山県有朋、木戸孝允ら県出身の明治の元勲のほか田中角栄、竹下登の両元首相らが揮毫(きごう)した扁額が飾られている。 

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 山元峯生さん64歳(やまもと・みねお=全日本空輸副会長、前社長)28日、呼吸不全のため死去。葬儀は近親者で行う。全日本空輸が「お別れの会」を後日開く。喪主は長男大輔(だいすけ)さん。

 05年4月、社長に就任し、09年4月から副会長。ホテルの売却などで財務を強化し、10年の羽田、成田空港の発着枠拡大に備えた。

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